プロポリスとはミツバチの巣の中に病原菌などが入らないよう内張りされた樹脂状の物質のことです。野外から採取した植物の樹脂などと、体内から分泌される唾液などを練り合わせて作られたもので、自分たちの生活を守るために大事な役割を担っています。

プロポリスは古くから世界各地で民間伝承薬として利用されております。

プロポリスには、アミノ酸、ビタミン、フラボノイド、ミネラル、有機酸、酵素など大変多くの栄養素や成分が含まれており、中でも特に重要な成分としてフラボノイドのはたらきが注目されています。

植物が光合成により生成する成分の総称をポリフェノールといい、その数は5,000種以上に及びます。フラボノイドとはポリフェノールの一種でフラボノイドにも7,000以上の種類があります。フラボノイドの種類として、アントシアニン、カテキン、イソフラボンなどがよく知られており、フラボノイドを豊富に含んでいる食品として、チョコレートや緑茶、ワインなどが挙げられます。

フラボノイドの有用性に注目が集まり、現在では世界中で多くの健康食品に用いられています。

良質のプロポリスには約50種以上のフラボノイドが含まれており、またその含有量も多く、健康において重要な役割を持っています。

プロポリスはその産地により含まれる成分や含有量に大きな違いがあります。ペッツプラスに使われているプロポリスはブラジルミナスジェライス州産の高品質プロポリスです。

現在、一般的に高品質と認知されているのが、ブラジルのミナスジェライス州で産出されるアレクリン由来のプロポリスです。プロポリスに含まれる成分の中で有用性が特に注目されているフラボノイドやアルテピリンCの含有量が、ブラジルミナスジェライス州産のプロポリスに多く含まれていることが主たる理由の一つです。

ブラジルのミナス・ジェライス州の高原地帯には、広大なユーカリ森林が広がりアレクリンなど貴重な植物が存在します。アレクリンはミナス・ジェライス州の特定の地域のみ植生している植物で、フラボノイドやアルテピリンC（桂皮酸誘導体）を多く含みます。

ユーカリなどの貴重な植物群を起源植物としながら、ミナス・ジェライス州のミツバチは良質のプロポリスをつくりあげているのです。